壱岐の実家の近くに防波堤があり、中学生の頃そこでよくチヌ釣りをしていました。
小さな防波堤ですが、近くに真珠養殖のイカダがあり、水深も足元で7~8mとそこそこ深く、よく釣れました^^
釣った魚は刺身や煮つけ、唐揚げにして食べていましたが、よく言われるチヌ特有の臭みは無く美味しかったです。
最近釣りを再開したのでゴールデンウイークに帰省して久しぶりに行ってみました。
唐津東港からフェリーで1時間40分。向こうに見える島がわがふるさと壱岐島です。
翌朝7時30分、昔行っていた防波堤に到着。約40年ぶりなのでテンションが上がりました。
「うわーぁ なつかしい!」
朝日も綺麗でした。
防波堤の方に歩いていくと、入り口に昔無かった看板が立っていました。
写真では分かりにくいですが、
「4月1日から6月30日の3か月間アオリイカ漁はご遠慮下さい」
とのこと。
防波堤を歩いていくと墨の跡がありました。
「へぇ~イカが釣れるんだ」
私の記憶が正しければ、40年前イカ釣りしている人いませんでした^^;
最近釣りビジョンよく見ますが、エギング人気ですよね。
「OK 来たよ〜」
結構好きです^^
さらに、防波堤を見てみると、先端部が延伸されてました。
延伸工事中は釣り出来たんでしょうかね?
ちなみにチヌのポイントは防波堤中央付近になります^^
その防波堤中央付近に釣り座を構え、撒き餌を作ります。ブレンドは以下の通り。
- オキアミ(3Kg)
- 生さなぎ黒鯛(ヒロキュー)
- チヌパワー(マルキュー)
- 激荒(マルキュー)
「チヌパワー」は昔からあるど定番の集魚剤ですね。入れとかないと落ち着きません。
あと、「生さなぎ黒鯛」は臭いが好きでよく使ってます。
「激荒」はチヌ釣り師・山本太郎さんがよく使われているので・・・(ミーハーです^^;)
ちなみに、昔は濁りを出すため自宅の畑の赤土を混ぜてましたが、今じゃ怒られます^^;
おもむろに海面をのぞいてみると、黒に近い深い青で釣れそうな感じがプンプン!
撒き餌を5~6杯撒くと小さなクロ(メジナ)が一斉に寄ってきました。
はやる気持ちを抑え仕掛けを作ります。
私の仕掛けはチヌがいるタナまで一気に付け餌を沈める仕掛けで、エサ取りが多い時や、水深がある釣り場では有効だと思っています。(現在主流のウキフカセではありません。)
ちなみに40年前の仕掛けは以下の通り。
基本的に同じです。
違うのは昔と比べてロッドやラインの性能が良くなっている点ですね。
8時30分いよいよ釣り開始
餌は自作の練り餌で、5~6m先に仕掛けを投入。タナは6mぐらいに設定。
※練り餌の作り方は「チヌ専用練り餌の作り方」に記載しています。
この日は風が強く、ウキも右から左に流される状況でしたが、9時ぐらいにウキが消し込んだので合わせると何か掛かりました^^;
特に突っ込みも無く魚が浮いてきました。チヌですね。それも良い型。
あれっ?て感じでしたが、この竿のWebサイトに「黒鯛に違和感を与えず」とか「魚を怒らせない」と書いてあった意味が理解できました。https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/iso_rod/ginro_ohga_ags20/index.html
「黒鯛に違和感を与えず、釣り人が主導権を持ってイナしながら意のままに誘導できる」
その後、チヌも自分が置かれている状況を把握したのか強烈な突っ込みで反撃しますが
竿の弾力で浮いてきます^^
40年ぶりのチヌ。しかも48cmのナイスサイズ! いきなり仕事終わりました^^
カーボンロッドの感想はとにかくオートマチック。竿を立てておけば勝手に魚が浮いてくる感じです。グラスロッドと比べてよく曲がり、反発力も強いので魚の体力を早く奪うんだと思います。
また、取り込み時間も早く、グラスロッドだともう少し時間がかかっていた記憶があります。
ましてこのサイズだと突っ込みに堪えられずバラしてたかな・・・。
結局3日間この場所で釣りしましたが、ハリスを切られたのは1回も無かったですね。
道具の進化を実感した釣行でした。
3日間の釣果です。
YouTubeに動画をアップしています。よかったらどうぞ^^
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